今回はついに本格シーズンインした東京の激戦区「荒川」の現状把握のために行ってきた上流部のシーバス調査の結果を書いておこうと思う。
結果としては秋らしい太いシーバスをキャッチすることには成功したものの今後どうなるのか期待しつつといった展開になった。
健忘録として現地で出会ったアングラーさん尾の話なども書き記しておく。
時期は
10月下旬。
激戦区荒川の上流部、笹目橋から戸田橋に挟まれたエリアに入った。
中潮で満潮前後のエントリー。
水質はかなりクリアな状況であるがイナッコの姿はかなり見える。
ひとまずは水面から攻めるためにがボッツ90からスタート
その後、スイッチヒッター、サイレントアサシン等々すべてのレンジを調査するも反応はなし。
すると日が陰ってきたタイミングで足元でのボイルが多発。
んが、これに惑わされてはいけない。
明らかに潮が引いて水面が近くなったところを狙ったブラックバスのイナッコボイル。
このボイルに惑わされてこの場所で何度痛い目を見たことか…。
その後もこの場所で魚の姿を見ることなく移動となる。
移動してきた先は鹿浜橋の下流部分。
第一明暗部には先行者さんがエントリーしていたので一言お声掛けをさせていただき下流部分に入ることとした。
準備もそこそこに釣りを開始しようとしたその時「こんばんわー」と後ろからのご挨拶。
一足遅かったアングラーさんがあいさつしてきた。
すまんが自分も今入ったばかりなのでここ譲つもりはない。
とはいうものの気持ちはわからんこともないので2時間ほどで帰ることを話すと入れ変わりで入りたいということなのでそれを了承。
そこから近状報告など話をさせていただくと。
普段はここか少し上流の岩淵あたりでよく竿を出すとのこと。
などなど情報を教えていただき、私のほうも最近言った河口付近の様子などを情報交換し釣り開始となった。
開始からトップ、表層、中層とレンジを入れながら探っていくも反応はない。
上流側に入っているアングラーさんは1尾シーバスをかけるもバラシてしまったようだ。
シーバスはいる。
流れもあるので食うなら今のタイミングなのだがどうも上のほうの反応もなさそう。
そこで、先ほど話をさせていただいたアングラーさんの機能の様子を思い返し使っていたルアーなどから察するにボトムなのではと思いたち、普段ここで使うことはほぼないセットアッパー97SDRをセット。
こいつが功を奏し3投目。
クロスにキャストしたセットアッパーをドリフトさせダウンに入りピックアップポイントに来るかどうかの位置。
足元とは言えないが立ち位置から下流に10mほどの地点で
コココンッ!
というあたりを感じ取り合わせを入れると
ジジッ…ジー――――!
と少しだけドラグが出る重たい引き。
久々に感じる量型シーバスの感覚。
慎重に寄せてくるとすこぶる元気に鰓洗いを始めたのでそこからは慎重にネットイン。
相当お久しぶりの鹿浜スズキさん。
60は余裕で越えている体高があり腹パンパンのこれぞ秋シーバスという魚が来てくれた。
その後反応はなかったものの、鹿浜橋で秋を感じられるシーバスと出会えて今回良い収穫・情報となった。
約束の時間になり場所を譲り帰宅となった。(てか、めっちゃ疲れた)
これから秋が深まりこの地域でもシーバスが爆裂する日は今年来るのかわからないが(最近はあんまりないが)、もうちょっと下流部分では天然釣り堀化するような日が近づいているのかもしれない。
確実にシーズンは深まっている。