かなり久々の投稿です。
若潮の新荒川橋・菖蒲水辺公園あたりの荒川、16時ごろ着で潮は干潮寸前。
水深はほとんどの所で1mを切り、80cm~50cm程度の激浅状態でシーバス釣りを考えると浅すぎて場所を変えることを検討するのが良いレベルの状態だがチニングであれば話は別。
狙いがチヌであれば水深50cmあれば何とか成立するし、何ならやる気のあるやつはこれくらい浅い場所にも積極的にえさを求めてやってきているはずです。
と、自分に言い聞かせて準備。
という事で、いつものセットを組み早速開始。
流れはほとんどなくほぼ止水状態だったのでウエイトは軽めの7g。
夕マズメのいい時間に差し掛かってきているので幸先よく1尾を取りたいところだが、今年の釣りは年初めにランカーシーバスを仕留めて以来全くもって鳴かず飛ばずとにかく調子が悪い。
単純に魚がいないと思うのだが、シーバス釣りはここのところ7連敗中。
5月を目の前にして水温もかなり上がり魚の活性も上がってきているところで釣れないシーバスをあきらめて明らかに魚影がシーバスよりも濃いチヌ狙いにチェンジした判断が良い判断であると信じたい。
んが、チヌは現在産卵期が終わるかどうかの微妙な時期。
完全な海であるとか河口域であればまだしも、河口から10kmも上流のこの場所までまだ戻ってきていない可能性もあるカモなどと考えていたら
ゴンッ
ピックアップ直前の駆け上がりでルアーをひったくっていった元気なちびっこ。
ギラッっと水中で光ったその魚影は明らかに体高がある!
ぐん!ぐん!ぐん!という鯛系統の独特の引きをしばし楽しみ引き上げてきたところ上がってきたのがこの子。
30cmは無い、かなり小型の個体だが綺麗な黄色いヒレが特徴的なキビレさん。
最近出会うのは黒鯛ではなくすべてキビレである(しかもちびっこ)ことを考えると、どうやら荒川中流域までまだ黒鯛さんたちは戻ってきていない模様。
とはいえ、チニングシーズン初期に遊んでくれる貴重なお魚さんたちに感謝しつつ素早くリリース。
チビレとは言えとりあえず1尾を得ることができ坊主回避もできたところで心に余裕を持ちつつランガン開始です。
開始早々のキビレでほっとしつつ続けて釣果を伸ばしたいところ。
広範囲魚を探しつつランガンしたものの残念ながら針がかりしなかったアタリが1度あっただけで続かず。
時間的にも日が暮れ始めたところで明暗部が空いていたのでシーバスを狙ってみることに。
とはいうものの、水深は相変わらず1mを切っている状態で足元に至っては20cmくらいしかない。
必然的に投げれるルアーは限られ「ガボッツ→カゲロウ100F→スーサン」とローテーションするものの、かかったのはこの時期のメインベイトであるハクだけ。
やはりシーバスはその気配すら感じることがない。
シーバスの魚影が明らかに薄い。
となれば居ないシーバスを狙うよりも居るであろうキビレを狙った方が精神衛生上もよいという事でチニングに戻りつつランガン。
んが、暗い時間におチヌ様は反応してくれず最後に先っぽだけが雲に隠れたスカイツリーをパシャリと撮り納竿です。
ゴールデンウィークに人混みに巻き込まれずのびのびと釣りができつつ釣果を得られたチニングはなかなか快適な釣りだな~などと思いつつ帰宅しました。
チニングはこれからですね。
現時点の2023年釣果
シーバス:1尾
チヌ :0尾
キビレ :1尾